カメラ
フィルムカメラの買取
値がつくのは一部の機種。多くは数百円から。レンズのカビに注意

実家の押し入れや棚から、古い一眼レフやコンパクトカメラが出てくることがあります。フィルムカメラは近年、若い人を中心に人気が戻っているとされます。富士フイルムは2026年7月、使い切りカメラ「写ルンです」の販売が2021年以降は回復に転じたと発表しています。
ただ、どのカメラにも値がつくわけではありません。買取の比較サービス「ウリドキ」(ウリドキ株式会社)は、値がつかないフィルムカメラのほうが多いとしています。
査定の例
ウリドキの解説に載っている査定の例から、いくつかを抜き出します。
| 機種 | 公開されている額 |
|---|---|
| ライカ M3 | 53,000円 |
| ニコン F(28-85mmレンズつき) | 50,000円 |
| ニコン F3H | 状態しだいで20万円以上 |
| ペンタックス LX の限定モデル | 10万円以上 |
| ミノルタ SR-2 | 10万円以上(生産が少なく、コレクションの対象) |
| ペンタックス SV のセット | 300円 |
出典:ウリドキのフィルムカメラの買取の解説(2026年8月28日更新)。2026年10月22日に確認。実際の額は状態と相場で変わる。
ウリドキの一括査定で公開されている例では、富士フイルムのフィルムカメラ(目立った傷なし)が100円という査定もありました。同じメーカーのフィルムカメラの査定相場は500円〜50,000円とされています。
同じメーカーでも、機種によって桁が変わります。値がつきやすいのは、ライカ、ニコンのF系、ハッセルブラッドのような、名の知られた高級機や生産の少ない機種です。ウリドキは、きちんと動くカメラには需要があるとしています。
カビは大きく響く
買取価格の比較サイト「ヒカカク!」(株式会社じげん)は、レンズにカビが生えていると、半値以下になることも少なくないとしています。カビのあるレンズを買い取らない業者もあれば、最低限の額で買い取る業者もあるとされています。
同じ解説では、押し入れに入れたままだとカビが生え、ほこりがついたままだとさびることもあるとしています。見つけたら、湿気の少ない場所に移しておきます。
手元のカメラを分ける
| 手元のカメラ | 考え方 | 次にやること |
|---|---|---|
| ライカ、ニコンF系、ハッセルブラッドなど | 状態によっては数万円以上 | カメラを扱う業者に、レンズごと見てもらう |
| 一眼レフで、レンズが何本もある | レンズに値がつくこともある | 本体とレンズをまとめて査定に出す |
| 量販品の一眼レフやコンパクトカメラ | 数百円程度のことが多い | ほかの品とまとめて出す |
| レンズにカビやくもりがある | 半値以下になることがある | 自分で拭かず、そのまま見てもらう |
ウリドキ・ヒカカク!の公開情報をもとに、ねうち帖がまとめた。
売る前にやること
ウリドキは、次のことを勧めています。
- ほこりを軽く払う。 汚れが少ないほど買取価格は上がるとされています。ただし薬品で拭くのは避けます。
- レンズは掃除せず、そのまま渡す。 傷をつけるおそれがあります。
- 元箱や説明書、ケースを一緒に出す。
参考にした資料
- ウリドキ|フィルムカメラの買取の解説(2026年8月28日更新、査定例は2026年2月12日時点)
- ウリドキ|富士フイルムのフィルムカメラの査定実績(100円)(2023年6月15日)
- ヒカカク!(株式会社じげん)|カメラレンズの買取の解説(2024年2月2日更新)
- 熊本日日新聞(共同通信)|「写ルンです」20年ぶり新商品(2026年7月1日)
いずれも2026年10月22日に確認。
